2017年01月19日

品質管理/1級応用試験・2級応用試験 舗装施工管理技術者資格試験の経験記述、解答例を紹介しているサイトです。

品質管理/1級応用試験・2級応用試験
舗装施工管理技術者資格試験の経験記述、
解答例を紹介しているサイトです。


経験記述の解答例について、詳しく掲載しているサイトです。
 http://kensetu-shikaku.gambaya.com/hosousk/

@ 留意した施工管理項目の課題
 県道〇〇号線は、国道〇〇号線に合流しており、〇〇交差点付近が常時渋滞しているため、住民より拡幅が強く要望されていた。本舗装工事は、この交通渋滞を緩和するため、県道〇〇号線の区間L=〇〇mを、道路幅員を〇〇mに拡幅するものであった。
 現地調査の結果、拡幅区域は地下水位が高い土地であることが判明し、路床安定処理と地下水位低下の対策が必要であった。このため、路床の設計CBR〇以上の確保が、本工事の品質管理上の重要な課題であった。

A 現場で実施した対策
 地下水位が路床面より高く、路床の施工後も浸水が予想された。路床の品質確保のため、現場で実施した対策は、次の内容であった。
・地下水位の低下を図るために、車道両側の歩道部に、縦断排水管を設置した。
・有孔管φ200oの周囲に砕石を充填し、管頂を路床仕上り面〇mとし、〇m間隔で既設排水溝に接続した。
・田の表土〇mはすき取り、盛土のり面に流用した。
・原地盤は粘性土のため設計CBR〇が確保できないので、安定材の添加量を〇%と定め、厚さ〇pの路床安定処理を行った。
 ・スタビライザで〇mまで路上混合し、石灰安定処理工法で原地盤の改良を行った。

B 得られた結果
 路床の品質を確保する対策と、下層路盤の締固め度を確保する対策を行った結果、路床の設計CBR〇を確保することができ、下層路盤の締固め度も高い実績を得た。
 供用区間の改良舗装を含めて、所要の品質を確保することができ、工事は無事完了した。


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posted by gambaya at 10:04| 舗装施工管理試験の対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする