平成29年度/
1級建設機械施工技術検定試験の組合せ施工法、記述式A、
出題傾向と解答例を紹介しているサイトです。
建設機械施工技術検定試験、出題傾向と解答例を紹介しているサイトです。
http://kensetu-shikaku.gambaya.com/machsk/
【組合せ施工法の記述式A、出題傾向について】
近年の、1級建設機械施工技術検定試験 組合せ施工法 記述式A の出題は、
次の内容で出題されています。
〔問題1〕
あなたが、これまでに従事した建設工事のうちから、建設機械を使用して、
施工した工事を1つ選び、次の各項目について記述しなさい。
(1) その工事における、あなたの立場又は職務
(2) その工事の主な工種
(3) その工事で使用した主な建設機械の名称(複数可)
(4) その工事で使用した主な建設機械を1つ選び、次の各設問に答えなさい。
@ 選んだ建設機械の名称と、特徴又は諸元を記述しなさい。
A その建設機械の使用目的を記述しなさい。
B その建設機械が選定された理由を記述しなさい。
(5) その工事での工程管理又は品質管理のいずれかにおいて、
あなたが特に留意したことについて記述しなさい。
〔問題2〕
同一現場内で、複数の機械を組み合せて使用する場合における、施工の安全に関して、特に重要と考えることについて、あなたの経験に基づき記述しなさい。
【組合せ施工法の記述式A、解答例について】
組合せ施工法 記述式A の解答例は、次の内容のものを作成しています。
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1-1 あなたの立場又は職務
1-2 主な工種
1-3 主な建設機械の名称
1-4 工事で使用した主な建設機械
1-4-1 建設機械の名称と、特徴又は諸元
1-4-2 建設機械の使用目的
1-4-3 建設機械が選定された理由
1-5 工程管理で特に留意したこと
1-5 品質管理で特に留意したこと
2-1 安全管理で特に重要と考えること
〔 工事で使用した主な建設機械 〕
スクレーパ 被けん引式、自走式
掘削、積込、運搬、敷均しの一連の土工作業に使用した。
・大規模な土工事で、搬土距離が長く、積込時間を短縮する必要があったため、スクレーパを選定した。
・湿地帯を連続走行する必要があったため、コーン指数、建設機械の接地圧からトラフィカビリティを考慮して、自走式のスクレーパを選定した。
・土砂の運搬距離が300m程度、勾配が20%程度であったため、作業効率を考慮して、被けん引式のスクレーパを選定した。
・土砂の運搬距離が1km以上、勾配が10%以下であったため、作業効率を考慮して、自走式のスクレーパを選定した。
〔 工程管理で特に留意したこと 〕
掘削
土中に多くの玉砂利が存在しため、掘削が困難になり工期遅れが懸念されたため、ダンプトラック1台の運搬タイムサイクルを1分短縮させ、1日当りの搬出量を1.5倍に増大させた。
運搬・搬入出
バックホウによる積込に、相当量の日数を要することが予測されたため、鉄板を敷き直して、運搬車の走行速度を上げることで、作業能率を向上させた。
〔 品質管理で特に留意したこと 〕
コンクリート工
打設方法はポンプ圧送であり、圧送距離が000mと長く、圧送後のコンクリートの品質低下や配管内の閉塞が懸念されたため、攪拌機能があるトラックミキサ車とトラックアジテータを用いて運搬を行った。
舗装工
舗装時間帯は、アスファルト合材の温度を維持するため、アスファルトフィニッシャのスクリードを加熱し、敷均し後、直ちにロードローラーで転圧を行った。
〔 安全管理で特に重要と考えること 〕
交通事故・接触事故の防止
複数の建設機械を組み合せて作業する現場では、第三者災害、特に交通事故に留意する必要があったため、交通側との境界に安全棚を設置して、作業区域と完全に分離し、接触事故を防止することが最も重要であると考えた。
車両事故の防止
現場は未舗装であり、クレーン設置面の支持力不足による傾斜転倒等が懸念された。また、複数の建設機械を組み合せの作業が多かったため、作業半径の境界にローブを張り、立入禁止区域を明確にすることが重要であると考えた。
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2017年01月09日
工程管理と品質管理、安全管理で特に重要と考えること 03/1級建設機械施工技術検定試験の組合せ施工法、記述式A、解答例を紹介しているサイトです。
工程管理と品質管理、安全管理で特に重要と考えること 03/
1級建設機械施工技術検定試験の組合せ施工法、記述式A、
解答例を紹介しているサイトです。
記述式Aの解答例について、詳しく掲載しているサイトです。
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工程管理と品質管理で特に留意したこと
土中に多くの玉砂利が存在しため、掘削が困難になり工期遅れが懸念されたため、掘削用のバックホウの使用台数を増やし、作業班も2班体制をとり、工程の遅れを回避した。
地下水位が高く、埋戻し山砂が地下水とともに掘削箇所に流入することが考えられたため、盛土部は、構造物沿の各層の仕上り厚さが、00cm程度となるように、モータグレーダで薄層に敷き均した。
安全管理で特に重要と考えること
複数の建設機械を組み合せて行う現場でのバケット重量物の吊替えは、非常に危険を伴う作業であったため、現場の平坦でない箇所をブルドーザで整地し、ロードローラで転圧して、鉄板を敷き、機体を水平に設置することが重要な安全対策であると考えた。
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工程管理と品質管理で特に留意したこと
土中に多くの玉砂利が存在しため、掘削が困難になり工期遅れが懸念されたため、掘削用のバックホウの使用台数を増やし、作業班も2班体制をとり、工程の遅れを回避した。
地下水位が高く、埋戻し山砂が地下水とともに掘削箇所に流入することが考えられたため、盛土部は、構造物沿の各層の仕上り厚さが、00cm程度となるように、モータグレーダで薄層に敷き均した。
安全管理で特に重要と考えること
複数の建設機械を組み合せて行う現場でのバケット重量物の吊替えは、非常に危険を伴う作業であったため、現場の平坦でない箇所をブルドーザで整地し、ロードローラで転圧して、鉄板を敷き、機体を水平に設置することが重要な安全対策であると考えた。
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