2017年01月18日

舗装施工管理技術者資格試験の解答例と、試験情報と受験対策のページです。

舗装施工管理技術者資格試験の解答例と、
試験情報と受験対策のページです。


舗装施工管理技士とは、道路の舗装工事に関する専門知識や技能のレベルを証明する国家資格です。資格は1級と2級に区分されていおり、検定試験は、国土交通省が管轄する社団法人日本道路建設業協会によって主催されています。一般的な土木工事とは異なり、道路の舗装工事には高度な専門知識や経験が必要となります。舗装工事の品質を向上させ、安定的に施工できる人材を育成および確保することを目的として、舗装施工管理技士の資格制度が設けられています。
また、舗装工事はその大部分が公共工事となっており、一般競争入札の際には、現場へ舗装施工管理技士を配置できることが、入札に参加する条件とされる場合があるほか、総合評価落札の場合でも、舗装施工管理技士の資格の有無が、配置技術者の能力評価項目に採用されることがあります。

舗装施工管理技術者資格試験の、
過去出題問題と解答例が、ダウンロードできるページです。
 http://kensetu-shikaku.gambaya.com/hosousk/


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posted by gambaya at 10:19| 舗装施工管理試験の対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

品質管理と安全管理/1級応用試験・2級応用試験 舗装施工管理技術者資格試験の経験記述、解答例を紹介しているサイトです。

品質管理と安全管理/1級応用試験・2級応用試験
舗装施工管理技術者資格試験の経験記述、
解答例を紹介しているサイトです。


経験記述の解答例について、詳しく掲載しているサイトです。
 http://kensetu-shikaku.gambaya.com/hosousk/

@ 留意した施工管理項目の課題
 本舗装工事は、破損が生じている舗装版を撤去し、上層路盤工〇pと表層工〇pを打換えるものであった。
 工事区間においては、通行車両が多いため、重機の旋回時の接触事故を防ぎ、アスファルト混合物の締固め度を確保することが求められていた。
 このようなことから、表層の締固め度の確保、重機械と通行車両との接触事故防止が、本舗装工事の最も重要な課題となった。

A 現場で実施した対策
 表層工の締固め度を確認するため、次の対策を講じた。
・混合物プラントから現場までの運搬時間は〇分程度のため、温度降下を〇℃と想定し、プラントと協議の結果、混合物の出荷温度を〇℃とした。
・混合物運搬のダンプトラックは保温シートを2重掛けとし、現場到着後の待ち時間をなくした。
・継目転圧前に十分清掃してタックコートを散布し密着性を高めた。
・ロードローラとタイヤローラで十分に転圧を行った。
 施工機械と通行車両との接触事故を防止するため、次の対策を実施した。
・県道と工事区間の境界に、高さ〇mの防護柵を〇mにわたり設置し、変形、転倒のないよう常時点検した。
・重機の搬出入は、所轄警察署長の許可を受けて、車線制限して行った。
・バックホウの旋回は、車道側に影響しないよう監視した。

B 得られた結果
 温度を確保するための対策を行った結果、アスファルト混合物の敷均し温度は〇℃を確保することができ、初転圧も〇℃前後で施工できた。
 施工機械と通行車両との触事故防止対策を行った結果、事故もなく無事に工事は完了した。


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posted by gambaya at 09:17| 舗装施工管理試験の対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

工程管理と品質管理/1級応用試験・2級応用試験 舗装施工管理技術者資格試験の経験記述、解答例を紹介しているサイトです。

工程管理と品質管理/1級応用試験・2級応用試験
舗装施工管理技術者資格試験の経験記述、
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経験記述の解答例について、詳しく掲載しているサイトです。
 http://kensetu-shikaku.gambaya.com/hosousk/

@ 留意した施工管理項目の課題
 本舗装工事の、〇〇交差点から〇〇へ向かう車線の一部区間は2車線であった。そのため交通渋滞の要因となっており、地域住民から交通渋滞を緩和するよう要請されていた。
 路床工と路盤工の施工時期が、降雨の多い6月下旬となるため、工期遅延が懸念された。新旧路面の平たん性を確保するための課題となった。
 施工にあたり、降雨による工期の遅延防止、在来路線との接合部の平たん性の確保が、本工事の重要な課題であった。

A 現場で実施した対策
 現場は自然含水比が高い粘性土であったため、次のような対策を実施して、降雨による工期の遅延防止に努めた。
・粉状の生石灰を用いた路上混合方式による安定処理を行った。
・準備工では、深さ〇mの仮排水溝を設け、路床内の地下水を低下させた。
・安定材の添加量〇s/m3を試験で決定し、スタビライザで混合して、1層〇cmの仕上り厚さとし3層で仕上げた。
 路面の良好な平坦性を確保するため、現場で行った対策は次の内容であった。
・下層路盤工の基準高の規格値は±〇oであったが、上層路盤の安定処理の目標値を±〇oとして管理した。

B 得られた結果
 降雨による工期の遅延防止対策を行った結果、予定の工程日数以内で、工事は無事完成した。
 新旧路面の接続部の平たん性を確保する対策を講じた結果、併用後においても不等な沈下はみられず、所要の品質が得られた。


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posted by gambaya at 11:27| 舗装施工管理試験の対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする